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非接触体温計と非接触温度計の精度、見分け方、違いについて

前回のブログで、非接触体温計は、どこの部位で体温を測るべきかについてお話しました。
今回は、非接触体温計と非接触温度計の精度、見分け方、違いについて、お話します。

これらを理解した上で、安心感、コスパなどを考慮し、適切な商品をご購入ください。

 

 

前回の振り返り

検温は、体の内部の深部体温に近い体温が測れる脇下、舌下の温度を測りたいところですが、非接触体温計の場合、脇下や舌下は測りにくい。

そのため素早く測れ、かつ体温の変化を反映しやすく個人差が少ない部位である「額やこめかみ」で測るのが正しい測り方ですとお話しました。

 

 

検温は額

 

 

 

体温計か温度計かの見分け方

下記のように、体温計か温度計か見た目では見分けがつきません。

現在、日本では非接触型体温計は、クラスⅡの「医療機器」に分類されており、日本国内で製造販売するには、第三者登録認証機関の認証が必要です。つまり、商品名に「体温計」と付ける場合は、国の定める「医療機器認証」を取得する必要があります。

しかしながら、オンライン販売されているのは非接触温度計が多いです。非接触体温計を購入したい方は、商品名の記載が「体温計」なのか「温度計」なのかをよく確認ください。

 

更に、商品の説明に「医療機器認証番号」が記載(表示)されている、または「医療機器認証のPDFリスト詳しくはこちら)」に、その商品がリストされていることが確認できれば確実です。

 

 

 

     非接触体温計     非接触温度計

体温計の正面画像RABLISS商品画像

 

 

非接触温度計

非接触温度計は、額表面から放射される赤外線量を測定するところまでは、非接触体温計も非接触型温度計も同じです。

しかし、非接触型温度計は、本来、モノの温度を計測する機器であり、人に使用する場合は、皮膚の表面温度しか計測できません。
非接触体温計のように、体の内部の深部体温に換算する機能はありません。

 

モノの温度測定画像

 

 

 

非接触体温計

一方、タニタによると非接触体温計は、額表面から放射される赤外線量を測定し、舌下温度に換算して表示します。
また、気温(室温)に応じて、同一人物の額と舌下の温度を同時に測定する実験データに特殊なアルゴリズムを使って、額の温度そのままではなく、舌下の温度に換算して表示しています。

よって、非接触体温計は、医療機器認証による安心感だけでなく、非接触温度計に比べ、より精度の高い検温が可能と言えます。

 

 

赤ちゃん検温01画像

 

 

 

違いについて

非接触体温計と非接触体温計の違いをメリット・デメリットとして、まとめましたので参考にしてください。

 

  メリット デメリット
非接触体温計

・額の温度から深部体温を換算する機能があり、より正確な測定が可能
・販売には日本国内の医療機器認証が必要となり機器の品質、安全性など安心して使用できる

 

・非接触温度計に比べると価格が高い
非接触温度計

・非接触温度計に比べると価格が安い
検温時の注意点を守ることで、概ね正確な体温が測定できる

 

 

・使用環境(室内温度)などの影響を受けやすく、非接触温度計に比べ誤差が大きくなりがち

 

 

 

次回予告

次回は、非接触体温計と非接触温度計の使用上の注意点と精度について、より詳しくお伝えします。

3回のブログ内容を踏まえ、当店セレクト商品も紹介させていただきます!

 

 

以上

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